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正直あたしは、BOΦWYというバンドの生の状態を知らない。
もちろんその知名度は並のモノではないし、意識して聴かずとも、どこかで耳にする機会は幾度となくあった。
だから「知らない」けど「知っている」。
そんなあたしではあったけれど、音友・MAMAO氏がBOΦWYのコピバン『BOΦDY』でワンマンライヴをやるということで、これは是非観に行かねば、とお邪魔した。
BOΦWYは解散して久しいバンドでありながら、今もなお相当数のファンを持つ、言わばモンスターバンド。
何気なく耳にしていたBOΦWYというサウンドがどういうモノであるか、単純な興味もあった。
BOΦWYサウンドのあれこれと比較出来る知識がないため、曲との対比的な部分は割愛させて頂くとして、結論を言うと、非常に良いライヴだったということが言える。
ライヴ前半こそ緊張からかバンド全体の硬さが見受けられたが、中盤~後半は、バンドとしてメンバー全員が楽しむ領域に達した、弾けるアクトを展開していた。
そしてそれは、いとも簡単に観客に伝染する。
メンバーの「楽しい!」という感情が観客の笑顔とレスポンスを誘い、会場中が一体化。
BOΦWYを外枠しか知らないあたしも、気付いたら手拍子をしていたし、知った曲は口ずさんでいたのだった。
コピーバンドのライヴというのは、基となるアーティストのファンが観に来ることも多く、観客の気持ちも掴み易いし、演り易くもある。
しかし、そればかりではない。
そのアーティストの特徴的な部分をよく表現しながらも、コピーする側であるバンドとしての個性を期待されたりもする。そういった意味では、ある意味オリジナルバンドより演りにくい部分もある。
だが、BOΦDYはそういった境界を感じさせることなく、観客を音の渦の中に巻き込み、メンバーと同じ世界に引き込んだのだった。
引き込まれた世界は非常に居心地の良い世界であり、その居心地の良さは、観客の心底嬉しそうで楽しそうな表情で全て語られたのだった。
そして、音友・MAMAO氏。
知り合って久しいギタリストではあるけれど、ライヴという場で彼のプレイを観る機会はそれほど多くなかったように思える。
その分、今回の彼のプレイをとても楽しみにしていた。
時にはイラストレーター、時には映像・サウンドのクリエーターといった顔を持つ彼だけに、紡ぎ出す音は実に多彩で、その期待を裏切ることはなかった。
次は8/16、CLUB HOLIDAY NAGOYA。
こちらもまた楽しみである。