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好きな音楽を好きなように御紹介
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クリスマスの夜のROCKAMENCO CARNAVAL。
まさにお祭り騒ぎ。
観客は踊り、歌い、熱い熱いライヴとなった。

ロックとフラメンコの融合をテーマに活動しているバンド、ROCKAMENCO。
ROCKAMENCOの熱く弾けるグルーヴが大好き。
そんな大好きなバンドのライヴがクリスマスに観れるなんて、なんて幸せなんだろう。

スタンディングで、真ん中付近の前から3列目をキープ。
メンバーの汗が流れる様子まで見える位置。
バンド全体の音も楽しみつつ、個々のプレイも味わいながら観るのが好きなあたし。もちろん今回とて例外ではない。
せっかくそんな絶好のポジションをキープしたのだから、隅から隅まで味わわないわけはない。

のっけからカンタ(ヴォーカル)であるKSKのハスキーでパワフルな声が響き渡る。
KSKの声は不思議だ。
ライヴ中盤~後半になれば、大抵の歌い手は声に疲れが見えてくるけれど、彼の声は益々迫力と色気を増してくる。パワフルな曲も、繊細なバラードも、いつ聴いても感動させられる。
最後まで、決して客を飽きさせることはない。

Gt.(エレキ) ichiroは相変わらずの職人ぶり。シャープな音からふくよかな音まで自在に操る。
演奏中にギターのボリュームのつまみを微調整したり、間奏のわずかな合間を縫ってチューニングをしたり、ベストな音を紡ぎ出す作業を怠らない。
音の抜け・ハリ・伸び・音の強弱、どれもこれも本当に素晴らしくて、たまらない。
ichiroのギターから鳴る伸びの良い中音域のメロディーを聴くと、涙が出そうになる。
ギターとの戯れ感もたっぷりで、体全体で音を奏でるその姿はまるでギターで会話をしているかのよう。

Gt.(フラメンコ) Dan。フラメンコギターは独特な指さばきだが、Danの指さばきは実に華麗。
そして、そこから紡ぎ出される音は間違いなくギターの音色なのだけれど、弦を弾く強弱で、時にピアノのように繊細な使い分けがされていて、あれっ?と耳を疑う瞬間もあったりするから不思議だ。
弾む音の粒が、水滴が弾ける様子を思わせ、何とも軽やかで気持ちが良い。
ichiroとのギターソロの掛け合いは、観ている側の心が躍る。

Gt.(フラメンコ) Daisukeのフラメンコギターは、Danとは対照的。
フラメンコギターの弾ける感じはもちろんあるけれど、どこかブルースギターを思わせる雰囲気を醸し出している。ムードのある鳴らし方。
独特の存在感が何とも言えない良い雰囲気。
飄々と顔色を変えずに座って弾くスタイルで、フラメンコのフレーズを鳴らす。

Ba. Hokutoはブンブン前に出てくるのに出過ぎない。
ソウルっぽさを感じる音で、メリハリを効かせたベースラインが印象的。
途中、名古屋限定の、Dr.2人とのリズムセッションでは、そんなHokutoのベースラインの魅力を存分に味わえた。

Dr.(パーカッションセット) SudaPony。叩く姿はまるでジャグリングをしているかのよう。
ドラムを叩いているというよりは、ドラムというおもちゃで戯れているという感じ。派手なパフォーマンスが目立ちがちだけれど、音の粒や強弱も繊細に表現されていて、表現力豊かでとても素晴らしい。

Dr.(ロックセット) Taro。ROCKAMENCOの屋台骨。
SudaPonyのパーカッションドラムとはセットも違うため、当然鳴る音もまるで違う。
低めに構えたドラムセットで聴かせるパワードラマーで、安定感抜群かつ、SudaPonyとのジャム感も振りまきながら観客を楽しませるロックドラマー。

先に少し書いたけれど、ライヴ中には Ba.Hokuto・Dr.SudaPony・Dr.Taro のリズムセッションもあった。
Dr.の2人が愛知出身ということで、名古屋のライヴではリズムセッションコーナーがある。
Hokutoのブンブンうなるベースソロ→SudaPonyの戯れ感たっぷりのドラムソロ→Taroのロック魂全開のドラムソロ、と順番にソロを回して観客をあおって喜ばせた。

そして、クリスマス当日のライヴということで、クリスマスプレゼント代わりのクリスマスソングメドレーもセットリストに盛り込まれていて、観客と一緒に歌いながら楽しんだりという一幕も。
フラメンコ的かつブルース的な、素敵なアレンジのクリスマスソングだった。

新曲も2曲披露されたり、アンコールが2回あったり、本当に盛りだくさんのライヴで大満足。

何より素晴らしいのは、メンバー誰もが、「このメンバーで演奏出来ることが幸せ」という表情をして演奏しているように見えたこと。
そんな彼らの表情を見てこちらもパワーをもらえた。

何から何まで本当に大満足。
素敵なクリスマスプレゼントとなった。

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